オンラインショップマスターズクラブ
森本 敏生様

今回は、エビスの8周年イベントでご講演をいただきましたOSMC オンラインショップマスターズクラブ会長 森本 繁生氏にお話をお伺いしました。定例会の詳細はこちら

オンラインショップマスターズクラブ会長 森本 繁生様

―エビスで講演をいただいたのは初めてだと思いますが、いかがでしたか。
森本 繁生氏:
これまで何度かお声掛けいただいたことがあるのですが、なかなか実現できず、今回ようやく実現しました。 互いに刺激になる部分がありますので、非常にいい機会だったと思います。
―講演では「ネットがリアルに溶け込む」実例の映像に参加者は釘づけでしたが、「ネットがリアルに溶け込む」時代は、ネットショップにとってチャンスなのでしょうか。
森本 繁生氏:
スマートフォンやiPadの登場で私たちのまわりの環境はますます加速度的に変わってきます。 これまでのパソコンでは操作に知識が必要でしたが、これからは直感的な操作ができるようになりネットが生活に溶け込む時代がやってきます。 商品の開発や仕入、販売方法も全てこれからの時代は情報にアクセス権があるかないかでお客様に生み出す価値が大きく変わってきます。 情報の活用が得意なネットショップを極めておくことはこれからの時代をリードすることになると思います。
―そうした時代に、ネットショップに求められるものは何でしょうか。
森本 繁生氏:
やはり経営感覚だと思います。市場が右肩上がりで伸びている時はあまり考える必要はありませんでしたが、これからは経営者感覚が非常に重要になります。
―「イーコマースをあこがれの職業にしたい」という言葉が印象的でしたが、そのことを実現するためにどうすればいいのでしょうか。
森本 繁生氏:
まだまだネットショップは胡散臭い、長時間労働という印象を持つ人は少なくありません。 それを変えるために最も必要なことは「人を育てる」ことです。 ある程度売り上げが増えると、人を増やす必要がありますが、人が増えたときに、クレームや悩みを共有して見える化できるかで、会社の成長と社員のやりがいが変わってきます。 ツールをうまく使うだけでなく、直接のコミュニケーションも重要となります。
―最後に、ネットショップの経営者に向けたアドバイスをお願いします。
森本 繁生氏:
講演でも話をしましたが、うまく専門家を活用することが大切です。 イーコマースの分野で豊富な経験、ノウハウを積み重ねた専門家が増え、レベルも上がっています。 もちろん頑張って勉強すれば、経営者にもできることはあると思います。 ただ、すべての分野でレベルを上げていくことが求められる中、自社ですべてをカバーすることは現実的ではありません。 「イーコマースをあこがれの職業にする」ためにも、社員を育てることと、専門パートナーといい協力関係を作ることを経営者にぜひがんばってほしいと思います。
○講演タイトル
長くお客様に愛される店舗づくり

○講師プロフィール
OSMC オンラインショップマスターズクラブ会長
森本 繁生 氏

株式会社こきょう代表取締役。
オンラインショップマスターズクラブ会長 1996年、
個人ページ「電脳乞食 Internet Beggar」が日経ネットナビ
Homepage Champion '96でグランプリを受賞。
翌年サラリーマンを辞め、逸品.com(前身は電子商店街IPPIN!!)をオープン
1999年、会員制のネットショップ勉強会「オンラインショップマスターズクラブ」を設立

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