株式会社 アドアンドウェブ
荻野 功一朗様 

2007年6月定例会でご講演をいただきました、株式会社 アドアンドウェブ 荻野功一朗氏。 キャッチコピーでお客様の意識を「ページを見ようとする意識」へと変えて解りやすく理解してもらい、欲しいと思わせるページ作りについて講演していただきました。定例会の詳細はこちら


株式会社 アドアンドウェブ 荻野 功一朗 様 

―キャッチフレーズに数字を入れるのが効果的とおっしゃっていましたが、やはりその数字は奇数が良いのでしょうか?
荻野 功一朗 氏:
信頼性を第一に考えリアリティのある数字を使うと効果的だというです。実際に2000個売れたとしても2015個の方がリアリティがあります。実際にきっちり2000個になることは少ないですからね。奇数と偶数どちらかと言われれば・・・奇数でしょうね。
―自社の文化と価値を見つける際に重要な点は、お客様の声ということですが、お客様の声のどんな部分に着目してページ作りをするのが良いのでしょう?
荻野 功一朗 氏:
他との違いを考え過ぎるのではなく、売っている側にとっては当たり前のことが、お客さんからみればわからないことが多いので、伝えたい事をハッキリさせて、それを解りやすくどうやってお客さんに振り向いてもらえるか?買ってもらえるか?を考えるようにして下さい。
―確かに、店舗側は当たり前のことだと思ってしまっている事って多いですよね。 お客さんが解らない部分に気づかないんですよね。
荻野 功一朗 氏:
お客さんの声の「疑問」を解くようなページ作りが大切です。お客さんが解りやすい言葉で伝えることによって、拘りが伝わりやすくなって、その中に価値が見えてきます。
―お客様の声をキャッチに使う時のポイントは何でしょう?
荻野 功一朗 氏:
最初に、商品を買う理由をハッキリさせることです。入り口にどうゆう声を持ってくればお客さんの気持ちを掴めるかという事を考えると良いでしょう。お客さんの声は、他のお客さんにとって一番近い立場にあるので共感が得やすいですから。
―それでは最後に、ネットショップのピラミッドの下80%の位置にある店舗さんに対して何かアドバイスを頂けますか?
荻野 功一朗 氏:
必ず説明不足ですね。先日、ある店舗さんから相談を受けたのですが、専門用語が多すぎて何のことかお客さんには解らない。もっと素人に解り易く表現するだけで、言葉の意味が解ると手間をかけている事、拘っている事がきちんと伝わります。お客様は、ページを見た時に少しの理解力しか示してくれません。キャッチフレーズで振り向かせて、もっと理解力を持って内容を見てもらうことで価値を感じてくれます。

もっとお客様視点で考える事が必要ですね。それだけで2~3倍は売れますよ(笑)
○講演タイトル
『3倍売れるキャッチコピーとページの作り方』

■プロフィール
コピーライター15年の経験を活かし、現在コンサルタントとして活動中。 使命:「儲からないを減らし、儲かるあなたをふやす。そして、世の中を楽しくしていく。」 売れない電気屋の息子として貧しい少年時代を送り「儲からない」ことの悔しさを胸に刻む。大学中退後、広告制作会社にもぐりこみ、ペンひとつで、もっとも儲かる職業「コピーライター」の経験、ノウハウを積む。以来コピーライターとして15年を過ごす。コピーライター時代には、マイクロソフト、ナムコ、VAIO、コンパック、TBSなどを手がける。 2003年から、メルマガ「プロが教える、つかむ広告のコツ。」を発行。現在、2万9千人読者の支持を受けるメルマガとなる。著書に「あなたも、3秒でお客がつかめる。」(荻野浩一朗:名義 大和出版)。2006年より、ペンネームを荻野浩一朗から「荻野功一朗」へ改名。最近の実績としては、月商1億のネットショップ「釜庄」で、ある商品ペー ジを改善し、売上げを3倍に伸長。インターネットのたまご専門店「信州伊那 谷のたまごやさん」では、販売労力を半分にし売上げ倍増を実現。

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