当会は全国のＥコマース事業者が加盟するネットショップ相互扶助団体です。

データを活用する際、一番優先度が高いのは、売上を構成している『商品データ』と『在庫データ』だと考えています。これらが揃えば、『何が売れているのか？』『どれだけ在庫が残っているのか？』という最も基本的で重要な情報を把握できます。
これらのデータを基に、売れ筋商品の在庫を補充したり、プロモーションの対象を絞り込むといった具体的なアクションが可能になります。また、売上データが揃えば、次のステップとして『集客を増やすか？』『転換率を上げるか？』という意思決定を行えます。
例えば、人気商品が在庫切れになりそうな場合、緊急で仕入れを増やすだけでなく、同じカテゴリの別商品を広告で強調することで売上維持を図ることもできるかもしれません。

例えば、型番販売のショップさんであれば、商品マスタを整理し、稼働在庫と非稼働在庫を商品ごと、カテゴリーごとに確認できるようにしました。その結果、非稼働の商品の即時現金化と回転率の良い商品の早期発見と在庫の縦積みに成功しました。他にはアパレルのオリジナル商品のショップさんでは、売れている商品の特徴を細かくカテゴライズして（例：デザイン、生地、価格帯、季節、メンズレディース）商品開発に生かして売上拡大ができた事例があります。両店舗ともに売りに関するデータの整理を行ったために打ち手の数が増えたことが拡大につながったと考えています。
ちなみに、事例の型番販売のショップさんは昨年初めてＳＯＹを獲得されました。

おすすめのAPIですが在庫管理ツール、例えばNEやクロスモールにもAPIがあるので連携がお勧めです。あとは、自社であればGA4やGoogle広告、オプションを使えばその他の広告媒体のデータもAPI経由で取得できます。売上に関連するデータで自動取得できそうなものはAPIを使って連携することをお勧めします。また、取得したデータはBigQueryに格納することがお勧めです。BigQuery はLookerStudioとの相性が非常によく使いやすくお勧めです。APIツールのお話ですとエンジニアではないので明確にご回答できず、申し訳ありません。ご容赦いただけますと幸いです。

まず、デザインやUIの見直しに関しては本当に随時仮説立ててやっていくようなイメージでしたので、頻度という部分に関してはあまり意識したことがありませんでした。社内にWEBデザイナーなどの専門スタッフの方がいらっしゃらない場合は、外部委託で良いパートナーを見つけていただくしかないかと考えています。もちろん、採用できれば良いですがスタート期での投資が難しければランサーズや弊社のような制作会社に定期で依頼するようなパートナー契約を結んでいただくことをお勧めいたします。