シャツの専門店ozie
柳田 敏正様

2016年7月勉強会にて「本店で売上の50%を稼ぐozieが語る!本気の本店対策」と題してシャツの専門店ozie│オジエの柳田社長にご講演頂きました。
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シャツの専門店ozie 柳田 敏正様
―店長の人柄やお客様との関係性を大事にされてらっしゃるとのことですがSNSを集客だけでなくお客様との関係性作り、お客様とのコミュニケーションの場としても活用されたりするのでしょうか?
柳田 敏正氏:
ozieのメイン顧客層は40代の男性。この方々はSNSに直接書き込むことはあまりしないので、直接的なコミュニケーションの場にはなっていません。
ただ、関係性作りという点で見れば直接コミュニケーションが取れなくても、弊社から情報発信をして共感を持ってもらう・ファンになってもらうという側面が一番大きいので、関係性作りの場としては大いに活用しているといえると思います。
といいますか関係性作りのためだけにやっているというっても過言ではありません。
―講演でコンテンツページの重要性を教えていただきました。この「コンテンツをストックする」という考え方は本店サイトにとってとても重要だと思いますが、継続するためには相当の努力が必要だと思います。また、コンテンツ作りを継続するためにはネタ探しがかかせないと思います。継続していくため、コンテンツを生み出すために何か工夫等されてらっしゃいますか?
柳田 敏正氏:
まず継続していく、という点に関してはいくつかあります。
まずブログにUPするような情報に関してはどんな内容を上げるかを数パターン考えておく、それに対して日頃からアンテナを高く持つことが大事かなと思います。
あとはお客様がこれを知っていたら喜んでくれるだろうなという内容ですね。
例:衣装提供・メディア掲載

あとozieで言うところのシャツの基礎知識ページのようなその分野の百科事典的な内容に関しては、自分の扱っている商材においてこんな情報があったらお困り解消・便利になるような内容が一番響きます。
例:シャツを着こなす基礎知識

というのも先日もお話ししましたが、今は検索がコンテンツ重視の掲載順になっている=調べ物をする人優先の掲載順になっていきつつあります。
裏を返せば物を売り売りにしているサイトは検索でやや不利になりつつある(楽天のショップはビッグキーワードではほとんど1ページ目に出てきません。)
なのでまだ自社のことを知らない方が、その商材について購入よりではなく、ノウハウ等を知りたいと思って検索調べ、自社のコンテンツサイトにアクセス→お役に立てる・困りごとの解消につながると、そのサイトに親近感をもつ=見込み客になる可能性が高くなるといえます。
このように購入を意識せず、無意識化で入ってきた方に自社を覚えてもらうためにお困り解消系のコンテンツは非常に有効です。


これらのネタ探しについては、お客様からいただく質問から拾い上げたり、Q&Aサイト(ヤフー知恵袋等)で探したりするのがいいと思います。(Q&Aサイトは本当に困って聞いていることばかりなので、本心が出ている面で信ぴょう性が高いといえます。)


最後にコンテンツは担当者を作って任せることもありですが、スタッフ全員で作り上げていく方向で取り組んだ方がいいと思います。
皆さんのアンテナを使った方がいろいろな考えが生まれるし、コンテンツを作るために勉強したりすることになるので、スタッフの知識UPにもつながるからです。
ozieではブログに関しては週に一回、スタッフが持ち回りであげるようにしています。
コンテンツに関しては常に課題をストックしておき、順次取り掛かるようにしております。

―今後、各店舗さんにとって本店サイトは重要になってくるでしょうか。本店サイトについて考えや思いをお聞かせください。
柳田 敏正氏:
重要になるかどうかは、各経営者の思い一つだと思います。
私が思うことを端的に言えば“自社ドメインで行うことは資産になる、モールで行うことは経費になる”です。
もしくは自社ドメインは自力、モールは他力本願ということですね。

型にはまったこと以上はできないモールは制約があると考えれば、そのルール内で行えばいいと考えればある意味運営しやすいとも言えます。
しかし自分のしたいことがより明確で、それらを自分たちの手で反映させ、運営したいと思えば制約のない自社ドメインの方がいいと思います。


私的には今後はEC寄りの考えだけでなくコマース(商売)で考える、テクニックより本質を突き詰める時代かなと思います。
それにはライバルを見るよりお客様、そして自分を見つめなおすことが大切だと考えています。
それらを実践・経営していくには、モールより自社ドメインの方がいいかなと思っています。

―当勉強会での講演を終えられて勉強会の印象や、懇親会の雰囲気など、ご感想を教えてください。
柳田 敏正氏:
私のつたない話を食い入るように聞いてくださった皆様の姿勢は素晴らしいと思います。また懇親会の質問攻めにはびっくりしました。
普段懇親会に参加した際は、できる限り各テーブルを回るようにしているのですが、動けないくらいに質問をたくさんいただき、逆にご迷惑をおかけしたかもしれません。
失礼いたしました。

いろいろ話を伺っていると、イーコマース事業協会に参加されているショップさんは楽天メインの方が多く、自社ドメインのことに適切にこたえられる方が少ないのかなという印象を少し持ちました。
自社ドメインの重要性をショップさんだけでなくイーコマース事業協会さんも感じていらっしゃるならば、そのあたりのフォローをきちんとできるようにした方がいいのではないかなと思いました。