株式会社 白鳩
池上 勝様

今回は、エビスの6月定例会でご講演をいただきました、株式会社 白鳩 代表取締役の池上 勝氏にお話をお伺いしました。定例会の詳細はこちら

株式会社 白鳩 代表取締役 池上 勝様

―今回の講演タイトルは『今だから言える 失敗は成功の元』と言う講演題名となっています。御社はEC事業で順調な業績をあげているイメージでしたので、とても意外に思いました。 具体的に、これまでにどのような失敗をされたのか、教えていただけますか?
池上 勝氏:
それはもう、色々失敗をしてきましたね。
例えばネットショップを始める前の段階でも大きな失敗をしています。事情があって工場を従業員ごと買い取る事になったんですが、「設備もノウハウも人材もあるから問題ない」と思って、商品をたくさん作って売ってみたんです。 ところが、販売先との契約状況が「返品可」であることを確認しておらず、返品が山のように増えて在庫過多になってしまったことがありました。

安易なGoサインがいかに危険かと言うことですね。
―そんな大変な失敗が、数ある失敗の一つなんですか…。
そういえば人材などについても失敗があったそうですが。
池上 勝氏:
あれは辛かったですね。
会社は人・モノ・金の順番で大切にすべきなのに、当時の私は逆の考えで従業員に接してしまいました。
『給料払ってるから~~しろ』と言う態度では、従業員は心の底から動く気にはなれず。反発心が生まれるだけでした。
人と人との信頼関係がいかに大事かと言うことを、身を持って経験することになりました。
―なるほど。今現在の御社は、従業員に対して何か気を遣っておられるのだと思いますが、具体的にどのような工夫をされておられるのでしょうか?
池上 勝氏:
上から目線で話しかけないことを心がけてます。
例えばページの写真が気に入らないと思った場合でも、担当者は何か理由があってそうしたのかもしれません。
聞くときは「あそこの写真がこうなってるのって何か理由あるの? 僕はこうしたほうがいいと思ったんだけど」と聞くようにしてます。

池上 勝 氏また、パートさんも含めてみんなが集まるお昼に10分間の『昼礼』を行って、各々が昨日やったことやクレーム、お客様の喜びの声などを話してもらい、喜びや達成感を共有できるようにしています。

従業員が快適に、楽しく仕事ができるようにと、休日もできるだけ増やしたいと思いっていますが、まだ完全週休2日までには至っていません。ただ、年2回開催する宴会では、4次会まで参加するパートさんもおり、そんなに会社のイベントで楽しくしてもらえることについては嬉しく思っています。
―そこまでのすばらしい環境を目指しておられるのは、まさに過去の失敗があったこそじゃないかと思います。最後に店舗運営者や経営者に一言お願いします。
池上 勝氏:
経営や運営で重要な判断を行うときは『情報』が重要となります。でも、情報は信じても疑ってもいけないのです。必ず自分で確認してください。その上での判断が成功につながります。
○講演タイトル
店舗・会社の運営で、時には犯してしまうこともある『失敗』
『失敗』を教訓にする方法や、『失敗』を犯さない方法について

○講師プロフィール
株式会社 白鳩 代表取締役 池上 勝 氏

株式会社日動製作所(営業マン)
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白鳩ナイロン(自営)
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白鳩ナイロン商事(自営)
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