開催レポート

「第163回定例会・情報交換会」参加者レポート

はじめに
イーコマース事業協会(会員数240)は、日本で最も歴史があり、日本最大級の“イーコマース(EC)事業者の商工団体”として活動している団体で、“イーコマースの経験・知識・情報を持った人が集まる場” を合言葉に、関西を中心に 日本全国からネットショップ関係者が定期的に集まって互いに学びあっています。

私はイーコマース事業協会会員で、広報委員会に所属の長谷川喜洋と申します。
先日行われた「第163回定例会・情報交換会」の参加者の1人として、当日のレポートを報告致します。

9月8日13時からの各委員会開催の後、14時30分から「第163回定例会・情報交換会」が新大阪丸ビル別館にて開催されました。
参加人数は会員:86名  ゲスト :2名。

第1講演では、有限会社ムラキ 代表取締役 村木昇様に、「ECの「E」はEntertainmentの「E」?」についてお話をいただきました。
第二講演では、グッドニュース発信塾 塾長 大谷邦郎様に、「元経済記者がお教えする 情報発信の基本の基本」についてお話をいただきました。

第1講演 有限会社ムラキ 代表取締役 村木昇様が登壇

第1講演 有限会社ムラキ 代表取締役 村木昇様

村木様は、メガネソムリエが居るお店として2014年 眼鏡屋 Smile eye【楽天市場店】オープン。
「メガネ迷子をなくす!」というコンセプトのもと、ネットで眼鏡を売ることが困難だと思われていた業界において、様々な独自のサービスを行い、ファンを増やしてきました。
また、2016年よりサバイバルゲームを始め、その面白さ、奥深さにどっぷりとはまり、軍用眼鏡等の取り扱いで全国のサバゲーマー、自衛官から戦う眼鏡屋として認識されています。
TwitterやLINE@、さらに最近ではYouTube等の動画での情報発信もしており、まさに「好き」を仕事にして楽しんでいらっしゃる方です。



■聴講者の声

第1講演では、「ECの「E」はEntertainmentの「E」?」をテーマに、ご講演をいただきました。

最初に「眼鏡ソムリエ」と呼ばれるようになるまでの沿革についてお話しいただきました。
ご自身の美容師時代の経験から、物を仕入れて売るという小売店の業態が不思議だったとおっしゃる村木様。
物が売れても利益の出ない安売りでの販売よりも、カウンセリングに重点を置いた定価での販売方法に切り替えることで、「眼鏡ソムリエ」の地位を確立されていかれました。
試着、似合う眼鏡診断と、お問い合わせをいただけるようにし、定価で販売するためにはどうしたらいいかをとにかく考えたというお話に、適正利益販売のヒントがたくさん詰まっていました。

その後、ふとしたきっかけでサバイバルゲームにのめりこみ、今度は「戦う眼鏡屋」というキャッチフレーズで、サバイバルゲームで用いられるアイウェアの販売に力を入れていかれます。
モデルガンで撃ち合うサバイバルゲームでは、目を守るためのアイウェアが必需品なのに、専門家がいないという状態だったそうです。
そしてレンズメーカーと協力し、「BB弾(※モデルガンで使用するプラスチック製の弾)で割れないレンズ」の作成に取り組みます。その実験動画がSNSで話題となり、「戦う眼鏡屋」としてファンが増えていきました。

「ファンを作るのが大事」とおっしゃる村木様。
美容師として、「来店した1日よりも残りの29日のほうが大事」と考えておられたことをそのまま眼鏡でも活かし、アフターフォローの大切さを教えていただきました。

村木様がお客様と接点を持つために使用されているツールがLINE@です。
メルマガの時代との違い、現在のLINE@での接客の優位性を語られると同時に、メッセージツールもいずれ陳腐化するため、優位性を活かすには今すぐ始めてくださいとの檄もいただきました。

ブログ、SNSを利用してファンの方と楽しむには、まず自分が楽しむのが大事だと何度もおっしゃっていた村木様。
コミュニケーションに時間をかけるべきであるというお話は、大手と同じ売り方のできない小さな小売りである私の胸に大きく突き刺さりました。


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第2講演 グッドニュース情報発信塾 塾長 大谷邦郎様が登壇

第2講演 グッドニュース情報発信塾 塾長 大谷邦郎様が登壇

大谷様は、情報発信に関わるコンサルタントや講師、イベントプロデュースなどを手掛ける、「グッドニュース情報発信塾」の代表です。 元毎日放送の経済記者で、マスメディアとして情報発信に長年携わってこられた方です。



■聴講者の声

第2講演では、「元経済記者がお教えする 情報発信の基本の基本」をテーマに、ご講演をいただきました。

まずご紹介いただいたのは、プレスリリースの大切さです。
会社内でのニュースをマスコミに対して発信する最初のアクションであるプレスリリースは、宣伝ではなく記事として事業をアピールできる絶好の機会だと教えていただきました。
そこで、長年マスメディアに関わり、毎日何十というプレスリリースに目を通してこられた大谷様から、
「当たり前と思えることが抜ける。その当たり前を説明していくこと」、
「当たり前を伝えていくには、言いたいことは半分も伝わっていないということを自覚すること」、
「5W1Hで情報を足していくこと」
と、プレスリリースを制作する上での貴重なアドバイスをいただきました。

次にキャッチフレーズの大切さについてお話しいただきました。
よく使われる言葉や、複数の強みを表現せずに、自分の会社ならではの強みを伝えるのが大事だと教えていただき、強みがない場合は「あかんとこ」を「強み」に変換するためのヒントを、事例を交えてご説明いただきました。

最後に、メディアの心振るわす魔法の法則として「ここデもあかんえ」を教えていただきました。
そして、情報発信はとにかく仕掛けること。
お金がないなら汗をかく、知恵を絞るというお話で締めくくられました。

大谷様からは、頭を柔らかくすること、発表すること、頭ではなく心留めておくことが大事と最初にご注意をいただいており、我々聴講者も発表すること、考えることで大谷様のお話が入ってきやすく、90分の講演があっというまに終了しました。


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情報交換会 新大阪ワシントンプラザ 参加者68名

定例会終了後は、情報交換会

定例会が終了した後は、新大阪ワシントンホテルプラザにて情報交換会が行われました。
イーコマース事業協会は “業種・業態・地域・経験・年齢・立場” が異なる会員同士が、イーコマースという共通のテーマで対等の立場で学んで、会って、お互いに情報交換しながら自分のビジネス向上の気づきを得る場として情報交換会を行っています。
今回の情報交換会は68名(講師含む)名が参加し、お互いに知見を交換しあったり、相談しあったり、激励しあったりしていました。
懇親会ではなく情報交換会であるという趣旨のもと、様々な方との交流を深めていただきたいという思いから立食スタイルとなっております。
遠方からご参加いただいた方もたくさんいらっしゃり、活発な交流が行われておりました。



次回は10月13日に開催です!
次回の第164回定例会も新大阪で開催予定です。

イーコマース事業協会の定例会についての詳細は、こちらをご覧ください ≫ https://www.ebs-net.or.jp/regular_meeting/

2018年9月20日 池田レンズ工業 長谷川 喜洋 (広報委員会)

EBS定例会参加表明

☆ご注意ください☆ 現在、すべての方の参加表明を統一させて頂いております。会員様のログインは不要です。

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