開催レポート

第182回定例会 参加者レポート

はじめに
イーコマース事業協会(会員数202)は、日本で最も歴史があり、日本最大級の“イーコマース(EC)事業者の商工団体”として活動している団体で、“イーコマースの経験・知識・情報を持った人が集まる場” を合言葉に、関西を中心に 日本全国からネットショップ関係者が定期的に集まって互いに学びあっています。

私はイーコマース事業協会会員で、広報委員会に所属の辻井利由貴と申します。
先日行われた「第182回定例会」の参加者の1人として、当日のレポートを報告致します。

2月13日14時30分から「第182回定例会」を感染対策の視点から完全オンライン(Zoom)で開催いたしました。また、定例会後にはZoom情報交換会も開催いたしました。
参加人数は148名。

第1講演では、note株式会社noteプロデューサー/ブロガー 徳力 基彦様に、「noteやブログ、SNSを仕事にどう活かすか」についてお話を頂きました。
第2講演では、コマースデザイン株式会社 代表取締役 坂本 悟史様に、「2021年のEC業界を占う」についてお話を頂きました。


第1講演
note株式会社noteプロデューサー/ブロガー 徳力 基彦 様が登壇

講演名 「noteやブログ、SNSを仕事にどう活かすか」



第1講演では、「noteやブログ、SNSを仕事にどう活かすか」をテーマに、ご講演を頂きました。

まずSNSを仕事にどう活かすかについて「ネットは情報の何を変えたのか」のお話をしていただきました。
ネット以前の情報収集はテレビ、新聞、ラジオ、雑誌の4マスと言われる媒体から情報を収集していたが、2003年以降の情報爆発により、現在では情報が大量に降り注ぎ情報が収集しきれなくなり、インプットファーストからアウトプットファーストが重要になっているようです。
実際に情報が多い中でどのように情報収集、発信していくのかを【メモ】【コミュニケーション】【メディア】のステップでお話いただきました。

まず情報収集については限られた時間の中で
1.情報収集を習慣化
2.情報を無視できるようになろう
3.情報を忘れられるようになろう
を意識して収集することが重要とお話いただきました。



【メモ】
よく言われる話で「人は読んだことは10%しか覚えていられないが体験したことは90%は忘れない」
このことから【講演】【読書】【ニュース】をメモをする、ただメモするだけだと見返す機会が無くなるのでオープンな場所(ブログ、SNS、noteなど)にアップすることで検索しやすくなり、振り返り、間違いがあれば反省しやすくなる。

【コミュニケーション】
メモをオープンにすることでコミュニケーションにつながるようになる、ただ『オープンな場所に上げる』=『売上に直結する』という考えは間違いである。ブログ、SNSはプルのコミュニケーションであり情報を求める方に有益な情報を提供することで共感、信頼感へつながり、その先に購買が生まれる。

【メディア】
個人の情報発信がメディアなみの力を持つようになっている。今まではマスメディアでしか発信出来なかったが一般人でもSNSでアップした内容がメディアに取り上げられる。ただインフルエンサー的な使い方ではなくコアビジネスの役に立つ情報をアップすることが重要である。

徳力様の過去の考え方から失敗体験、その後の今の考え方、成功に至るまでを事例を交えお話いただき「noteやブログ、SNSを仕事にどう活かすか」を自社でどのように実行するかをイメージしやすかったです。
後半はnoteを使った運用のテクニックを解りやすくご説明いただきました。

第2講演 
コマースデザイン株式会社 代表取締役 坂本 悟史 様が登壇

講演名 「2021年のEC業界を占う」



佐藤様は楽天株式会社にてECコンサルタントとマーケティング業務を長年担当。
ネット上でのヒット商品・人気店舗を多数輩出した後独立し、2008年に、 中小規模ネットショップの支援に特化したコンサルティングを行う為にコマースデザイン株式会社を設立。
売上アップ以上に、売れる為の考え方・スキル・習慣の習得を重視。支援先が「コンサルが要らない自走出来る店」になってもらえるコンサルティングの提供と、後進のコンサルタントの育成に注力されています。現在では、400社を超えるEC事業者にサービスを提供中。著書「eコマース担当者・店長が身につけておくべき新・100の法則」は16回増刷され、ネットショップ運営ノウハウ本では業界1番のベストセラー。
週刊ダイヤモンド、日経電子版などへの寄稿やNHK・フジテレビなどからのTV取材も多数。自治体や業界団体からのセミナーやコンサルティングの依頼も多く、地方活性化にも積極的に貢献されております。

コロナ渦で大きく需要が伸びたEC業界ですが、色々と変化がある中で2021年はどのように変化していくのかを坂本様に予測いただきました。
まずEC需要が伸びていることで参入者が非常に増えている状況で、変化への対応、競争回避をどのように考え、実行するのかについてお話いただきました。



1.「ECの競争力学」
EC業界は実店舗と比べ比較されやすい特徴があるので、比較されないサービスを提供することが重要だとお話いただきました。便利屋さんの事例では作業者の写真を載せることで信頼感を与える、女性向けのサービスを提供することで差別化するなど、比較基準は様々なので『比較』=『価格』ではない。
なので比較基準を切り替え、「自社が選ばれた理由」を自覚し強化、投資をすることが必要。

2.「大手との競争を避ける」
クラフト訴求で便利の向こう側へ、便利が当たり前になり相対的価値が下がっているのでクラフトが大事になっている。分かりやすい事例としてコンビニのおにぎりは流通、製造の苦労を考えるとすごい商品だが私生活に浸透しすぎているので有り難みを感じなくなっている、逆に手作り、専門家の作ったおにぎりと主観的な価値が上がり特別感がでる。この価値の作り方は大手よりも中小企業の方が得意領域との話があり、その後も「クラフト」について事例、仮説を交えご説明いただきました。

3.「競争を回避し、幸せな商売をする」
理想的な商売のバランスとは何なのか、利益、売上も大事ですがそれ以外の要素を把握することも大切で商売には効率、自分の調子、取引先やスタッフとの関係など様々な要素が含まれ、バランスを保っている。なので自分にとって理想の状態は何か?大切なことはなにか?を明確することで意思決定速度が上がり効果が累積されるとのお話でした。

後半はワークショップにて「理想的な商売とは?」について書き出す時間がございました。
私自身「理想的な商売とは?」を改めて考える機会がなかったので今回のワークショップにて自身の考えを見つめ直すことができました。

講義は坂本様がアップされているブログの内容を中心にお話いただき、聴ききれなっかた内容もブログを読むことで振り返り、新たな情報を得ることができ、今後の自身の考え方、活動に生かせると感じました。

定例会の後には、Zoomを使用して、情報交換会がとり行われました。
両講師がお互いの講演をお聞きなっての感想などをまじえていただき、非常に有意義な場となりました。

2021年3月19日 GMOメイクショップ株式会社 辻井 利由貴 (広報委員会)
EBS定例会参加表明

☆ご注意ください☆ 現在、すべての方の参加表明を統一させて頂いております。会員様のログインは不要です。

イーコマース事業協会ご入会お申し込み