開催レポート

第188回定例会 参加者レポート

はじめに
イーコマース事業協会(会員数185)は、日本で最も歴史があり、日本最大級の“イーコマース(EC)事業者の商工団体”として活動している団体で、“イーコマースの経験・知識・情報を持った人が集まる場” を合言葉に、関西を中心に 日本全国からネットショップ関係者が定期的に集まって互いに学びあっています。



私はイーコマース事業協会会員で、広報委員会に所属の谷口将徳と申します。
先日行われた「第188回定例会」の参加者の1人として、当日のレポートを報告致します。

11月13日14時30分から「第188回定例会」を感染対策の視点から十分な対策を行ったリアル開催とオンライン(Zoom)で開催いたしました。また、定例会後にはオンラインでの情報交換会も開催いたしました。
参加人数は会員:49名  ゲスト :2名。



第1講演では、EBS会員3社のEC運営者様に、「私のECヒストリー、これまでと今後。」についてお話を頂きました。
第2講演では、株式会社小島屋 代表取締役 小島 靖久様と、楽天グループ株式会社エリアパートナーシップ推進グループの 鳥海 彩様に、「全ての人、会社が導入できる「経営としてのSDGsアクション」」についてお話を頂きました。


第1講演
株式会社松平商会 代表取締役 奥平 哲也 様
株式会社谷口松雄堂 代表取締役社長 谷口 主嘉 様
株式会社G-Place ライフスタイル事業グループECチーム シニアマネージャー河上 亜沙子 様が登壇

私のECヒストリー、これまでと今後。」ということで3社のEC運営者が、日々の運用、これまでの経緯、直面した課題、乗り越えてきた方法、現在の課題、そして今後について赤裸々に語られます。
ご登壇いただくのは、この御三方。



コロナ禍のマスク、フェムテックで注目を浴びる生理用品の需要増加で受注が激増し、社内リソース逼迫の課題もありながら、ひとりEC担当でどこまで行けるか?限界突破に挑戦中の「グリーンパックス館 河上 亜沙子 様」、
ニッチな市場で選ばれるための理由を深掘りした戦略と、スタッフの目的意識が高まる仕組みを活用してチームで戦う「株式会社松平商会 奥平 哲也 様」、
コロナ禍で大打撃を受け、緊急事態宣言の度に次なる打ち手を考え、今まさに立て直しを図るべく大奮闘中の「株式会社谷口松雄堂 谷口 主嘉 様」。

第1講演では、「私のECヒストリー、これまでと今後。」をテーマに、ご講演を頂きました。

ワンマンの零細企業より業務の一部を皆巻き込んでやったほうがよくなるのではないか?
スマホケースの販売の松平商会、奥平様は経営理念としてそう語られました。
デザインをする上で必須とされている定石に【素人目線(消費者目線)】を加えることにより、様々なオリジナリティのあるスマホケースを販売されています。
さらに3C分析(コンセプト制定ミーティング)も取り入れてなおブランド力に力を入れる計画をたてている、松平様の経営姿勢に多くの学びを得ました。

コロナ禍により社会が目まぐるしく変わる昨今、和紙商品のメーカーである谷口松雄堂の谷口様はどのように対応したかを語られました。
EC部門では11万点を超える商品点数を取り扱う谷口様ですが、メーカーとしての谷口松雄堂はコロナにより大きく影響を受けました。
特に2020年は昨年と比べてOEMが半分以上落ち込みました。
原因として旅行需要がなくなったこと、イベント・趣味の教室が開催されなくなったことが主となります。
コロナ禍により売上が下がる中、営業主体による商品説明の動画を作成やSNSへの注力、また雇用調整助成金の申請や新たな商品企画について施策、実行で黒字転換したと説明いただきました。

一人でECを運用すること、ナチュラル生活雑貨店を運用するG-Placeの河上様はそのポイントを説明されます。
河上様はポイントとして効率化を主にあげました。
売り上げを伸ばすにあたり多店舗運用をはじめた河上様ですが、一人で運用するにあたり一括管理システムを導入されています。
またイーコマース事業協会で学んだ知識も積極的に取り入れ、プロダクトイン(顧客のニーズをくみ取り)とプロダクトアウト(作りたいものを作る)により自社商品を開発することにより更なる売上拡大をされます。
それだけではなく競合他社の情報も集め、自社の何で優位性をとり訴求できるかを検討することにより、新しい商品化にも役立てることができると仰いました。
効率化だけでなく売上拡大についても参考になる話でした。

第2講演 
株式会社小島屋 専務取締役 小島 靖久 様
楽天グループ株式会社 エリアパートナーシップ推進グループ 鳥海 彩 様が登壇

最近、日本でも認知度が高まっている。SDGs。SDGsとは「持続可能な開発目標(Sustainable Development Goals)」のことを指します。個人としてだけでなく、会社・社会としての目標についてお話しいただきました。

第2講演では、「全ての人、会社が導入できる「経営としてのSDGsアクション」」をテーマに、ご講演を頂きました。



SDGsへの取り組みについて、株式会社小島屋の小島様は実際の自社ホームページを基に説明されました。
小島様は2030年までの開発目標ついての施策を実際に公開されています。
積極的にSDGsへと取り組む小島様は良かったこととして指標が増えたことをあげられました。
逆に大変だったことはSDGsの影響範囲の広さとなり、具体的には「どこまで影響範囲を見たらいいのか?」という疑問により実際に施策すべきことを文字にするアウトプット作りだったと語られます。

楽天グループの鳥海様は楽天でのSDGsへの取り組みについてご説明いただきました。
楽天の調査によるとSGDsについて知っている企業は70%を超えているが、一番の課題として「何から取り組めばいいのか分からない」という点をあげられます。
そこで楽天は楽天大学で店舗向けにSDGsとは何かということを説明されています。
また取り組みとしてSDGsに因んだキャンペーンも度々行っており、会社全体での意欲を示されました。
その代表的なものとして、楽天が使う電力は全て再生可能エネルギーへとシフトすることにより脱炭素を例にあげられました。

定例会の後には、oViceを利用してのオンライン情報交換会がとり行われました。
色々と情報交換をさせていただきました。

次回は1月8日に開催です!
次回の第189回定例会はリアルとZoomを用いて開催予定です。

イーコマース事業協会の定例会についての詳細は、こちらをご覧ください ≫ https://www.ebs-net.or.jp/regular_meeting/

2021年11月13日 株式会社谷口松雄堂 谷口 将徳 (広報委員会)

EBS定例会参加表明

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