定例会

2020年6月定例会
博報堂 買物研究所所長 山本 泰士 氏
「様子見社会」の買物欲マーケティング ~withコロナ時代の生活変化を読む(TNC社 海外生活者リポートより)(会員限定動画配信)

こんにちは!
令和2年6月20日(土)開催 「第177回定例会・情報交換会」のご案内を申し上げます。

新型コロナウイルスの影響で生活スタイルの大きな変化に伴い、イーコマース事業においても大きな分水嶺に立っているのではないでしょうか。

イーコマース事業協会でもこのようなコロナ禍の中で皆さんにお役に立つ情報を発信して参ります。ご期待ください。

先月の草間淳哉さんに続き、今回も素晴らしい講師にご講演いただく事となりました。

以前、EBSでご登壇いただいた際に 皆さんからの満足度がとても高かった 博報堂、買物研究所 所長 の山本泰士 さんに 「withコロナ時代の生活変化」についてお話を頂きます。
今回は、「外出規制の生活体験から今後も何が定着しそうなのか?」「緩和後の様子見社会において、求められる打ち手は何か?」
といったことについて、先行して『様子見社会』 へと突入した中国やロックダウン状況からの脱出を試みる欧米諸国、ASEAN諸国で生きる生活者の実感に基づく生活変化・企業活動事例なども交えて予測していただきます。

今後の世界情勢や日本の動向がどのようになっていき、我々の商売はどのようにしていくべきか? について、ご参考になさっていただける内容になっております。

定例会
定例会
日時 令和2年6月20日(土)14:00~ (視聴開始)
※今回は講師のご都合により第二土曜日ではなく、第三土曜日(6月20日)の配信となりますので、ご注意ください
場所 動画配信(youtubeまたは Vimeo限定公開)

(ご案内ページ:4月・5月・6月の定例会および勉強会の中止 および 会員限定の動画セミナーについて
今回も5月同様に視聴専用ページのURLとパスワードを会員の皆様にMLとFacebook専用ページにて6月20日(土)午前中にご連絡を差し上げ、14時よりご視聴頂けるような形をとります。

また、通常の定例会と違い申込についても不要と致します。

動画については多くの会員の皆様にご視聴いただくために、当日以降も1ヶ月間は閲覧可能と致します。
イーコマース事業協会会員の方のみ閲覧が可能ですので、拡散はご遠慮ください。
参加申込・参加費 不要
内容
講演概要

■講師
博報堂
  買物研究所所長
  統合プランニング局 ストラテジックプランナー
  山本 泰士(やまもと やすし)様
http://kaimonoken.jp/
 ■講演題目
「様子見社会」の買物欲マーケティング
~withコロナ時代の生活変化を読む(TNC社 海外生活者リポートより)

○講演概略
外出自粛の緩和も予想される中、いま日本は感染症と注意深く共存し、生活する「withコロナ」状況へと移行し、この状況が半年から1年程度継続するとも言われています。
買物研はこの状況を「様子見社会」と名付けました。
自粛規制が弱まり欲求を解放させたいけれど、周囲の目や感染状況の「様子見」をしながら生きなければいけない社会。このような社会を生きる生活者の行動・欲求にいまどんな変化がおきているのでしょうか?そして「買物」に結びつく、どんなマーケティングが求められていくのでしょうか?

今回買物研究所は、海外70ヵ国に現地ライフスタイルリサーチャーを常駐させ、生活変化を観測している株式会社TNCと協働。先行して様子見社会へと突入した中国やロックダウン状況からの脱出を試みる欧米諸国、ASEAN諸国で生きる生活者の実感に基づく生活変化・企業活動事例を収集。

「外出緩和された街で窓辺のぬいぐるみを探す生活者」
「近所の薬局が作った生き抜くためのコミュニティ」
「夜な夜ながらんとした広場に表れる電飾で体を覆った劇団員」

そこには、現地で暮らす生活者だからこそ感じる「面白い!」「役立った」新・行動と企業活動がありました。
食・住・テクノロジー・買物・移動…我々は多岐のテーマにわたる100以上の現地生活者の驚きの事例を分析。

当日は、ピックアップした豊富な海外事例と共に

●外出規制の生活体験から今後も何が定着しそうなのか?
●緩和後の様子見社会において、求められる打ち手は何か?

洞察いたします。

流動的な状況、不透明な社会に向けてこれから何をすればいいのか?
抽象的なビジョンや呼びかけではなく、具体的な事例と打ち手で、悩めるマーケティング担当者の一助になればと思います。

当日の流れ
【1章 様子見社会、とは何か?】
【2章 すでに起こっている様子見社会の企業行動】
【3章 提言編:様子見社会の生活者にどう寄り添うのか?】

○講師プロフィール
1980年神奈川県生まれ。
2003年東京大学教育学部卒、同年、博報堂入社。
マーケティングプランナーとして教育、自動車、飲料、トイレタリー、外食などのコミュニケーションプランニングを担当。
2007年より、こどもごころ製作所プロジェクトに参加し、クラヤミ食堂など体験型コンテンツの企画、運営を担当。
2011年より生活総合研究所にて、生活者の未来洞察コンテンツの研究、発表を担当。「総子化」「インフラ友達」「デュアル・マス」などの制作・執筆に関わる。
2015年より博報堂買物研究所に異動。近未来の買物行動予測研究と、買物行動を起点としたマーケティングに従事。
著書に、『なぜ「それ」が買われるのか?―情報爆発時代に「選ばれる」商品の法則』(朝日新聞出版)など。

博報堂買物研究所 http://kaimonoken.jp/

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