株式会社松平商会
奥平 哲也様

2019年5月定例会にて、「知ってるだけではダメ!動かなければ始まらない「行動のすゝめ」」をテーマにお話頂いた、株式会社松平商会 奥平氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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株式会社松平商会 代表取締役 奥平 哲也様

―プレイングマネージャー的なスタンスで、業務に携わっておられるように感じましたが、逆に従業員の方がプレッシャーを感じられることはございませんか?またその齟齬をうめるためにされていることはありますか?
奥平 哲也氏:
私が業務に携わることでプレッシャーを感じるか、見て盗むかは当人次第です。
率先垂範して私が行うことでスタッフ一人一人に緊張があるとすればそれは甘えへの対極に位置する感情であると考えています。

スポーツと同じで自身の能力の限界を、日々の鍛錬で超えることができるのであれば、そのために私が現場で業務をおこなう意味が明確になります。
基本的に体育会系マインドの企業ですので、齟齬があった場合は実力と結果が判断基準になります。
―なぜ比率的に10%以下のアイフォーンケースを販売し続けているのですか?アンドロイド専門店とうたったほうが強みが出せると思いますが?
奥平 哲也氏:
スマホが違うだけで自己表現の幅が狭くなってしまうというAndroidユーザーの希望を解決する事業として行っているだけです。

経営的な目線でいうとiPhone用品市場は供給過多となっているので利益が取れない状態のためブルーオーシャンを目指して進んでいったことになります。

専門店化している理由はお客様に伝わりやすいことが第一のためです。アパレルで大きいサイズ専門店などと同じ考え方です。
―スマホケースの販売は競争が激しいと思いますが、他社も同じようにアンドロイド機種を専門に扱うようになってきた場合、次の一手はどのように考えられますでしょうか。
奥平 哲也氏:
すでにAndroidのケースを取り扱っている企業様は多数いらっしゃいます。
商品、売り方を真似されたとしても競合が出来ないサービスを組み合わせてお客様に選んでいただける理由としてそれを伝えるようにします。
具体的にはスマホケース用のプリンターを用いたパーソナライズデザインや金型から制作する自社製品などMDの段階で競合が発生しずらい商品展開を行っています。

弊社が業界トップというわけではありませんので時代の潮目をみながらノラリクラリとやっていきます。
―当イーコマース事業協会は「売上げ向上・技術向上のための勉強、並びに会員相互の会員交流・情報交換を通じて、電子商取引を含む健全なる情報化を社会に普及させることを目的とする」団体でありますが、ご講演を終了してみてのご感想や、定例会の印象などお聞かせいただけると幸いです。
奥平 哲也氏:
まず、入会して4年目にして初めて登壇させていただく機会をいただけたことに定例会委員会をはじめ多くの関係者の皆様にお礼申し上げます。
相互扶助の理念のもと、私のつたない内容が会員様の一助になれば幸いに存じ上げます。
仕事柄どうしてもテクニカルな部分に主眼を置いてしまうのですが自社の経歴や実績を俯瞰してアウトプットする良い機会になりました。
今後も機会がございましたらぜひとも再登壇させていただければと考えております。
○講演タイトル
「知ってるだけではダメ!動かなければ始まらない「行動のすゝめ」」

○講師プロフィール
株式会社松平商会 代表取締役 奥平 哲也様

2001年 12月 大学在学中にデニム加工業に起業
2004年 4月 大阪市内の某中小企業に就職(営業職)
2004年 5月末 わずか2ヶ月で退職、デニム屋再開
2007年 夏頃 兼業WEBデザイナーとして楽天市場の制作開始
2010年 4月 輸入貿易商社「株式会社松平商会」設立


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