株式会社フューチャーショップ
大川 雅之氏

2023年5月勉強会にて「モールから本店注力で月商0円が200万円越え!元広告代理店の運用担当が語るEC広告最新情報!勉強会」と題して、株式会社フューチャーショップ 大川 雅之氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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講師: 株式会社フューチャーショップ 大川 雅之氏

―Microsoft広告にてグーグル広告の様に競合が多くなるまで、どのくらいの年月がかかると予想されていますでしょうか?
大川 雅之氏:
正直未知数ですが、Google広告のような競合の多さになるにはかなりの年数がかかるかと思います。
ただ、この1年が勝負だと思っています。ChatGPTの普及も後押しとなり、GoogleやYahoo!の広告以外の配信先を求めて、感度の高い人は出稿をテストし始めます。そこでの結果が良い場合は、噂が広がり出稿が増えるため、徐々に競合も増え始めるかと思います。
―商材によって、相性が良い広告はございますか?
大川 雅之氏:
あります。特にMeta広告などビジュアルがメインとなってくる広告は、選択肢の多くなるギフト系や、衝動買いも狙いやすい食品やアパレル系が強いです。


―企業側の広告運用者の適正(性格や経歴含む)などございますでしょうか?
大川 雅之氏:
単純に運用するだけなら数値に苦手意識がない方なら誰でも大丈夫だと思いますが、運用して分析して改善して〜を繰り返していくことになるため、コツコツした作業が得意な方や、社内連携が必要になることも多いため、コミュニケーション力がある方が良いかもしれません。
代理店時代に経歴によっての運用レベルに差はあまり感じませんでした。
―広告代理店を探す際のコツや探し方をお教えください。
大川 雅之氏:
一番は紹介だと思います。実際に運用をしてもらって成果が上がったという実体験を聞いて依頼をする方が確実です。検索をするだけで色々な代行会社が出てきますが、サイトだけでは良さは判断できません。
後は勉強会でもお伝えした部分を参考にしてみてください。
―ROASとCPAを両方確認する適切な頻度は?
大川 雅之氏:
できるなら毎日が良いとは思いますが、要注意なのが検討期間による成果の戻りです。
通販の場合1週間〜2週間経過しないと成果が確定しません。
そのため、チェックの頻度は毎日でも、見る数値はその検討期間を外した期間で見ないと、判断を誤ります。
直近の数値を見て焦って調整しないことをお勧めします。
○講演タイトル
「モールから本店注力で月商0円が200万円越え!元広告代理店の運用担当が語るEC広告最新情報!勉強会」

○講師プロフィール
株式会社フューチャーショップ
カスタマーコンサルテーション部
大川 雅之氏

2004年、ブランド品・時計販売の通販会社にWEBデザイナーとして新卒で入社。デザインだけではなく、受注、検品梱包、カスタマー、バイヤー、システムなど幅広く通販業務を経験し、新規事業の立ち上げも行う。その後は広告代理店にて、WEBマーケティングやサイト制作、広告運用など100社以上の売上アップをご支援。
現在はフューチャーショップにて店舗様の集客支援やセミナー登壇を行っている。


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