株式会社ヒカリスポーツ
柳原 俊二 氏

2022年11月定例会にて「「競技会中止・プール施設も休館」 コロナ大打撃から立て直した水泳ショップのサバイバル戦略について」と題して、株式会社ヒカリスポーツ 柳原氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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左/講師: 株式会社ヒカリスポーツ 柳原 俊二氏

―現状分析をする時に、顧客・競合他社・生産者視点は必ず入れておくべきだと考えています。
他に大事な要素があれば教えてください。
柳原 俊二氏:
記載されている項目以外であれば、自社の強みの洗い出しではないかと思います。
―企業が打撃を受けるとキャッシュの確保が最優先されますが、打撃を受ける前の何%くらいまで回復すれば攻めに移る機会だとお考えでしょうか?
柳原 俊二氏:
一概にお答えするのが難しいのですが、あくまでEC事業部単体としての考え方ですと、キャッシュ確保後に現状況から必要最低ラインまでの立て直しを計画し、日売・月売が計画値(予測値)の100%以上での安定的な推移を確認でき次第に、段階的に計画の修正を行って参りました。


―潜在的需要やニーズの変化は、日常生活を送るだけでも沢山ヒントがありますが、変化に敏感でいるためには何を心がけると効果的でしょうか?
柳原 俊二氏:
コロナ禍であってもebsはじめEC事業者の方々と情報や意見交換をチャットやSNSなどで行って参りましたが、そういったご縁に多くのヒントを頂いたと思います。
―動きのないアイテムの値下げや在庫処分はブランドのイメージダウンに繋がりそうで積極的には行っておりません。実際に行われた時のお客様の反応はどうだったのでしょうか?
柳原 俊二氏:
私共の主力商品は仕入れ型番商品なのでシーズン終了後にはクリアランスというパターンが市場全体に定着していますので、在庫処分自体が直接イメージダウンには繋がりませんでした。ただ正直なところ下げた価格を元に戻すのにはかなり苦労しました。

○講演タイトル
「「競技会中止・プール施設も休館」 コロナ大打撃から立て直した水泳ショップのサバイバル戦略について」

○講師プロフィール
株式会社ヒカリスポーツ
EC通販事業部 部長
柳原 俊二氏




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