株式会社ゴンウェブコンサルティング
権 成俊 様 

2006年10月定例会でご講演をいただきました、コンサルティング業務の中でも、特にSEOおよびSEM対策には定評のある株式会社ゴンウェブコンサルティング代表 権 さんをお招きし、現在のSEOの傾向および対策をお話いただきました。定例会の詳細はこちら


講 師 株式会社ゴンウェブコンサルティング 代表取締役 権 成俊 様 

―SEO対策というものは、年々複雑化し、もう初心者では太刀打ちできないもの、というイメージがある反面、ネット初心者には、お金をかけずできるもの!いう認識も一方であると思います。 もし、権さんのところへ、初心者でもできるSEO対策を伝授ください!というご相談が来た場合、まずどんなアドバイスをなさいますか?
権 成俊 氏:
まず、自社の“ターゲットキーワード”を決めることをオススメします。それを、複数ではなく、これは自社にとって、一番重要なキーワード!というものを1つ、もしくは2語、3語のand検索の1セットですね。  
―確か以前は、複数のキーワードを含んでいる方が、SEO対策には有利、というお話も、どこかで聞いたことがありましたが…。
権 成俊 氏:
たくさんのキーワードで対策をすることでたくさんのキーワードで誘導が出来るというのは一つの考え方ですが、最近の検索エンジンはページテーマと検索キーワードの関連性をより重視しています。

そのため、複数キーワードでの対策を行うことで関連性が薄いと判断される危険が高まります。しかしながら、その選択したキーワードが、お店から見れば最重要キーワードであったとしても、それが、必ずしも利益に繋がるキーワードであるとは限りません。そこは注意しないといけない点だと思います。
―自社の最重要キーワードで、SEOがうまくいっても・・・ですか?それは具体的にはどういうことですか?
権 成俊 氏:
SEOはターゲットキーワードで上位表示をする技術ですが、ショップ運営者の目的は上位表示ではなく、利益が上がるかどうかです。そのため、キーワード選びで重要なのは、人気のあるキーワードを選ぶのではなく、購入してくれるキーワードを選ぶこと ・そのキーワードで上位表示が出来ることの2点です。

アクセスログ解析をしっかりとやっていないとわからないことですが、検索数の多いキーワードで上位表示対策を行うよりもより検索数の少ないキーワードで上位表示を行う方が数十倍も 購入してくれることが多いのです。
―なーるほど!自社にとっては最重要と思っていても、お客様には自社の思惑とは違うものを探してきている可能性がある、ということですね。
権 成俊 氏:
そのとおりです!特に検索数が多く、ユーザーさんの検索目的が複数に分かれるような場合は購買率は低くなります。出来るだけ同じ目的をもったユーザーだけが検索するキーワードを狙うと購買率が高くなるのです。そう考えると、サイト自体のテーマよりも、より明確に一部の商品名や、商品カテゴリで対策を行うほうが効果的な場合もあります。売り手側の視点だけで無く、使う側(ユーザー)、お客様側に立って、対策を講じることが重要ということです。

・ユーザーモデルを決定し、自社のお客様の利用シーンを想定、
 ターゲットのキーワードを選択・・・【仮説】
・そのキーワードを埋め込んだサイトを構築する・・・【実施】
・アクセスログ解析し、想定したモデルおよびシーンを検証 ・・・【検証】

つまり、【仮説】→【実施】→【検証】→【仮説】→【実施】→【検証】…

これらを繰り返し、最終的に、購買率の高いサイトを 構築していくことが大切だと思います。
○講演タイトル
『SEOおよびSEM対策。』

■プロフィール
1973年2月16日生まれ
横浜国立大学 大学院
物質工学研究科 修士課程卒業
専門分野 物理化学、界面化学、ナノテクノロジー
1997年~2001年 ソフトバンク株式会社 勤務
<Sier向けシステム営業>
国内大手PCメーカーを担当、 ITシステム、ソリューション提案を行う。
<ECコンサルティング>
国内外の大手ITメーカーの物販支援。 顧客とともに行ったWEBマーケティング事例を吸収し、他の顧客に展開。
2002年7月 有限会社ゴンウェブワークスコンサルティング 設立
2006年5月 株式会社ゴンウェブコンサルティングに社名変更