日本ECサービス株式会社
清水 将平様

2019年3月定例会にて、「楽天、Yahoo!、Amazon、Wowma!の未来 いったいどこが生き残るのか??」をテーマにお話頂いた、日本ECサービス株式会社 清水氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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日本ECサービス株式会社 代表取締役 ECマーケター 清水 将平様

―数多くのECショップを支援し接してこられた中で、モールに新規出店する際に気をつけるべきことやポイントがあればお教えいただけますでしょうか。
清水 将平氏:
楽天市場の場合は、出店プランによって、商品画像容量が足りなくなり、契約更新のタイミングまで商品ページを増やせない、売上を伸ばせないというケースがあるようですので、100万円以上の売上を目指される場合は、スタンダードプランがオススメです。
また、楽天に限らず、Yahoo!ショッピングやAmazonなど、どのモールでも、広告費をかける前に、基本的な設定や対策を行うことで、自然とアクセスが増え、売上に繋がりますので、担当や業者の営業トークに振り回されず、先輩ショップに相談されるなどがオススメです。
―紹介されていた性格診断を社内でも取り入れてみたいのですが、何というサービスでしょうか。また、うまい活用方法などありましたらお教えいただけますでしょうか。
清水 将平氏:
適正検査 eF-1G
http://www.e-falcon.co.jp/ef-1g/

こちらの結果は、自己評価であり、100点満点のようなテストの結果ではありませんので、他人と比較するよりは、自己の傾向を分析し、半年や1年に1回ほど診断し、成長や変化を把握するのにオススメです。
また、採用においても一次面接後の最終面接前に受けてもらい、本当に必要な人材か把握するのに最適です。
―モール・ツールの情報など膨大な情報が流れていく中情報収集をする上で、情報に振り回されずキャッチアップするためにEC事業者が心がけるべきことがありましたらお教えいただけますでしょうか。
清水 将平氏:
損得なく情報を提供してくれる人間関係を構築しておけば、
今の時代、自分より経験のある先輩や仲間から情報を得ることができますので、
振り回されそうな情報がある場合は、周りの人に相談したり、Googleで検索して最新の情報を参考にして、判断されることがオススメです。
―当イーコマース事業協会は「売上げ向上・技術向上のための勉強、並びに会員相互の会員交流・情報交換を通じて、電子商取引を含む健全なる情報化を社会に普及させることを目的とする」団体でありますが、ご講演を終了してみてのご感想や、定例会の印象などお聞かせいただけると幸いです。
清水 将平氏:
講演には、一部の小島屋さんの講演もありましたので、たくさんの方に参加いただき、楽しく講演させていただきました。
懇親会に参加される方も多く、前向きに情報収集し、実践されている方が多いと感じました。また、機会があれば、お声がけいただければ幸いです。
○講演タイトル
「楽天、Yahoo!、Amazon、Wowma!の未来 いったいどこが生き残るのか??」

○講師プロフィール
日本ECサービス株式会社 代表取締役 ECマーケター 清水 将平様

関西大学卒業後、三菱電機系プロバイダであるDTIのサポート部門を統括し主要専門4誌にてサポート満足度No.1の評価を獲得。
1年間の海外生活を経て、住友商事グループ企業にてCATVインターネットの普及に携わる。
ブロードバンド化によるECの成長を予測し、2003年に楽天株式会社に入社。
2年間のECコンサルタント時代には、全7,800ショップ中の最大600ショップを担当し、MVPなど多数受賞。
その後、店舗のセキュリティ、同梱機能、受注・カード決済のAPI化、アフィリエイト推進、社員食堂の運営等数々の事業に携わる。
2007年にはフリービット株式会社の社長室にて、DTIの買収に携わり、佐賀県唐津市での120名規模のコールセンターの立上げ、営業全般の事業を統括。
2010年に独立後、GMOグループのECアドバイザーを1年半務め、日本ECサービス株式会社を設立。
現在は、楽天ショップ1,000社が所属する会員制サポートサービス「ECマスターズクラブ」を運営。
楽天などモールの運営に役立つ30以上のサービスやツールを提供中。JECCICA ジャパンEコマースコンサルタント協会の特別講師、ECZine Academyの講師も務める。


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