once in株式会社
長坂 賢介様

2019年9月定例会にて、「どん底から這い上がった 元料理人が見出した、飲食店流・仕込みEC運営」をテーマにお話頂いた、once in株式会社 長坂氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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once in株式会社 代表取締役 長坂 賢介様

―経営理念やそれに基づく行動指針は社内の共通言語として、全体に必要なものだと思います。
とはいえ、あれだけの激動のバラ珍人生の中で、目先のキャッシュが必要になった際、経営理念や行動指針曲げたくなることもあったと思います。
そういった際に、従業員のモチベーションを下げず会社を存続させていく極意などあれば教えて下さい。
長坂 賢介氏:
極意が分かったら苦労はしません。
また同じ場面がきたら乗り越えられかどうか正直分かりません。
もっと極端に言うと明日の未来なんて予想はできません。
会社を去っていった社員も多数います。
ただその原因を作ったのは私自身なので責任を痛感し強く反省しました。
―しっかりとしたロジカルで判断し、行動されている面と、直感やひらめきなど感性や経験値で判断し行動されている面と両面をお持ちなのだと感じました。
それぞれの一面を使い分けて考えておられるのだと思いますが、どのような場面で、どちらを優先しているといったことはありますか?
長坂 賢介氏:
これをしたらうまくいく、と言うロジックが分かれば誰がやってもうまくいくと思います。
また同じことを実践しても実行する人により同じ結果が発生しないものだと考えています。
逆にどうしたら地獄に突き進むのか?何をしてはいけないのか?を考えることの方が大切だと考えています。
何をしたらこの結果になるのか?を日々突き詰めて実践しています。
会社をやっていると見えない生き物と戦っている感覚に陥るので自己管理は常に徹底しています。
―沢山の本を読んでおられ、多読と現場への落とし込みが素晴らしく思いました。
是非、ebs会員の皆さんにお勧めの一冊がございましたら、その理由も含めご紹介ください。
長坂 賢介氏:
最近読んだ本では「ストーリーとしての競争戦略」です。非常に良書だと思います。
理由はすべての商品にはストーリーが必要だと言うこと。
そして戦略とは何か?が具体的に記述されております。
―商品開発はどのくらいの頻度で行われているのでしょうか?
また、商品開発、施策や戦略など、現在は長坂様お一人で考えておられるようですが、今後はこの部分を誰かに任せたり、一緒に考えたりしていくようにされて行かれるのでしょうか。
長坂 賢介氏:
商品開発は随時2~3商品実施しています。
現在は私とスタッフ、もしくはスタッフだけで商品開発は実施しております。
一人でやるのはもう止めました。
誰かが止めてくれないとそのまま進んでしまうので非常に危険ということに気付きました。(笑)
今後は業務の権限委託を推進すべく体制に移行しております。
―波乱万丈すぎて、お伺いしたいことが山盛りなのですが、将来はどのような野望を抱いておられますか。
長坂 賢介氏:
今後は堅実に会社を成長させていきたいと思います。
将来は社会や人の役に立てられる会社作りを目指し世の中に貢献できる会社を目指していきたいと考えています。
またここで働く従業員の成長を常に心掛け、人として成長できる環境を整えることができる会社像を目指していきたいと思います。
元々、飲食店の弊社でございますのでECに留まらず時流や外部環境の変化に対応できる変幻自在な会社であり続けたいと思います。
○講演タイトル
「どん底から這い上がった 元料理人が見出した、飲食店流・仕込みEC運営」

○講師プロフィール
once in株式会社 代表取締役 長坂 賢介様

1978年、静岡県生まれ。
外食歴20年。
生後、二分脊髄の障害を抱え18歳まで子ども病院で入退院を繰り返す。
手術の回数は20回以上。
17歳の時に米国サンフランシスコに語学留学。
高校卒業後、本田技研工業(株)、予備校を得て大阪の医療学校に入学。
1ヵ月で中退し日雇いバイトをしながら大阪の劇団に所属し舞台美術、大道具、小道具を担当しアトリエを開催。
その後、大阪市内で店舗展開をするイタリアンバールに配送スタッフでアルバイト入社。
6ヵ月後に店長兼バリスタとして3店舗の店長を歴任。
TV番組「マネーの虎」で一世を風靡した小林事務所に入社しイタリアン業態マンマミーア心斎橋店、 和食の創作料理「庵」川西店勤務、その後朝日新聞多摩センター 営業所(営業・配達・集金)を経て 2004年25歳で大阪市西区新町で10坪のイタリアンバールを独立開業。
坪売上30万以上、テレビ取材、ラジオ出演、日経MJ、飲食店専門誌、メディア取材多数。