株式会社JAM TRADING
福嶋 政憲 氏

2022年7月定例会にて「ファンが生まれるお店「古着屋JAM」が取り組んできたこと」と題して、株式会社JAM TRADING 福嶋氏に、今回はebsとして単独インタビューさせていただきました。
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左/講師: 株式会社JAM TRADING 福嶋 政憲氏

―何を基準に出店場所を選定しているのでしょうか?
福嶋 政憲氏:
出店場所を選ぶ基準ですが、古着屋JAMの優先順位は、家賃、100坪程の広い場所、中心地から離れていない、その上で、ガレージや倉庫の様な雰囲気などがあげられます。
―期待値のズレを把握しそれを上回ることを繰り返すと信頼になりますが、その循環は危険含みと感じています(お客様の期待値がどんどん上がりそうという意味で)。期待値のバランス調整は必要とお考えでしょうか?またのそのコツなどあればお教えください。
福嶋 政憲氏:
細かい事を言うと、ご質問の様な事も考えていかなくてはいけないと思いますが、
ただ、お客様の期待を超えられたと感じること自体が無いと思っております。
ですのでバランス調整などを行うこともございません。「お客様の期待値を超える」は社内の基本方針であり、キャッチフレーズです。


―ファン階層ごとに施策を変えるとおっしゃっていましたが、ファンの階層に明確な分け方はあるのでしょうか?その基準(◯ヶ月以内〇回購入以上)などがあればお教え願います。
福嶋 政憲氏:
初めて出会った人に「結婚してください」とは、誰も言わないですよね?
JAMの場合も、それぞれのファンとの距離感によって施策は変わります。
一人一人のお客様を追っかけてるわけではないのですが、SNSだけで繋がってるファンと、アプリで繋がってるファンでは、アプリで繋がってるファンの方が、距離感が近いと感じております。それぞれの接点でのアプローチの仕方を変えております。

○講演タイトル
「ファンが生まれるお店「古着屋JAM」が取り組んできたこと」

○講師プロフィール
株式会社JAM TRADING 代表取締役 福嶋 政憲氏

繊維メーカーを退職後、オーストラリアでのワーキングホリデーを経て、金無し・コネなし・経験無しで古着屋をオープン。
それまではヤフオクでのCtoCが主な取引であった古着のインターネット販売のBtoCにいち早く力を入れ、現在では海外仕入れの古着屋としては国内最大規模を誇る。




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