株式会社ジュート
森平 茂生様

2013年2月定例会でご講演をいただきました、
株式会社ジュート 森平 茂生 氏にお話をお伺いしました。
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株式会社ジュート 代表取締役
マーケット・エントリー・スペシャリスト 森平茂生 様
―ライセンスハンターとして商品の良し悪し以外にこの商品のライセンスを獲得しようと決断される基準をお持ちですか?ある場合はどのような基準ですか?
森平 茂生氏:
品質、革新的、ストーリー、魅了、夢、顧客深層心理思考の資質を兼ね備えたブランドでないと代理店交渉はしません。いくら相手から売込みがあっても断ります。
― 「小が大に勝つには突拍子もないことを」とのお話がありましたが、この際のアイデアはどのようにして湧いてくるのですか?森平様以外のスタッフの方々の意見もあるのですか?
森平 茂生氏:
他の業界からのアイデアを自分がやっている事に結びつけたり、今までやってきた事を新市場に置き換えたりしてみています。スタッフの意見をヒントに具体的な形まで一緒に考えたりもします。スタッフの意見は現場の消費者の行動や言動からヒントを得る事もあります。
―いままでで「最大の失敗」と「それをどう乗り越えたか」を教えてください。
森平 茂生氏:
失敗ではありませんが、最大の難関はクロックスがエスカレーターに巻き込まれ、重大事故を起こした時でした。乗り越えた方法として「己を守らず捨て身になる」「どうあるべきか、どうするべきかを徹底する」「易きに流れず正しきを追う」「他人に任せず最後まで自分で判断して行う」「消費者・販売店・社員・社員の家族を守る」「動きが悪い外部に対して説得する」「経済産業省の指示を仰ぎ報告を十分以上に行う」
―今回のご講演では様々な「想い」が込められていたと感じましたが、講演をお聴きになった会員様に「実践して欲しいこと」を教えてください。
森平 茂生氏:
「自分らしく生きる」「限界を超して達成感を味わってもらいたい」「ブランディングをして長期にわたって利潤を得られる商品やブランドを育ててもらいたい」「易きに流れず正しきを追え」「リスクを自ら負いながらハングリー精神を養い、成功し幸せになってもらいたい」
―当イーコマース事業協会での講演を終えられて森平さんから見た当会の印象や定例会、情報交換会の雰囲気など、ご感想を教えてください。
森平 茂生氏:
とても活気があり、運営されている方々の意欲と行動が会員さんたちに良く伝わっている会だと思いました。情報交換会でも沢山の方々が参加されて強いつながりを感じました。 一部の参加者としかお話ができませんでしたが、積極的に質問や事業のお話を頂き私も大変刺激を受けました。ひとつアドバイスとして表彰には売上以外の表彰があって、商売の質の向上を称える事もあったらいいと思いました。
―当イーコマース事業協会は「売上げ向上・技術向上のための勉強、並びに会員相互の会員交流・情報交換を通じて、電子商取引を含む健全なる情報化を社会に普及させることを目的とする」団体でありますが、ご講演を終了してみてのご感想や、定例会の印象などお聞かせいただけると幸いです。
森平 茂生氏:
様々な業種の運営者と情報交換ができたり、講演で気付きがあったりと自分を高めるのにとても良い協会だと思います。小さく始めて大きく育て、商売の醍醐味を味わってみてはいかがでしょうか?
○講演タイトル
「モールに頼らず自社サイトで売れるブランディング」

○講師プロフィール
株式会社ジュート 代表取締役
マーケット・エントリー・スペシャリスト 森平茂生 氏

1989年成城大学経済学部経営学科卒業。

同年グラフテック(株)入社。CAD周辺機器の営業を3年間行い、新規開拓、新規参入の面白さを知る。
1992年グラフテック(株)退社。

株式会社モリダイラ楽器入社。父の経営する楽器商社で、
倉庫、営業、企画、輸出入業務の経験を積み、
2002年取締役専務就任。
13の新規ブランドの開拓とマーケティング/ブランディングを行う。

モーリス楽器製造(株)(モーリスギター)の日本工場閉鎖に反対して新シリーズを立ち上げる。
入門者用ギターメーカーのイメージを払拭し、
およそ2年で高級ギターブランドの地位を確立した。

2004年父から受け継いだすべての財産を返上し同社を退職。

2005年(有)ジュート設立。大手アパレルメーカーのコラボのライセンスハンター(交渉と契約)を行う。
115社とのライセンス契約を行った中、代表的なものとしてビートルズのライセンス契約がある。

2005年ユニクロのハワイ企業コラボのマッチングを行っている時にクロックスと出会い、
製品に惚れ込み日本支社crocs asia pte. Ltd.設立。
代表としてゼロから市場作りを行う。

設立3年目の2007年390万足、96億円の売上げを記録。
日本支社238名の規模に成長させる。

更なる自分らしさを追求し、新規事業を始めるために2008年9月末同社を退社。
その後クロックス日本支社の立ち上げ前に設立した(株)ジュートにおいて現在はブランディング・マーケティング・PRの技術を活かし、酒類と雑貨類の新規ブランドの展開に力を注いでいる。

「気持ちで動くのが人」をモットーに人の可能性を最大限に引き出せる様、お客様・社内・社外の一人一人の気持ちを大切にした事業展開を重視している。