株式会社nanaple
国分 英一様

2014年6月定例会でご講演をいただきました、
株式会社nanaple 代表取締役CEO 国分 英一 氏にお話をお伺いしました。定例会の詳細はこちら

株式会社nanaple 代表取締役CEO 国分英一 様
―腕時計のEコマース「nanaple」を展開、様々な受賞、実績を築かれた「原点」を教えていただけますか。
国分 英一氏:
やはりオーストラリア生活や飲食店の経営など沢山の経験をしてきたからだと思います。
沢山の経験のなかでピンチを乗り越えてきたから今の「nanaple」があるんだと思います。
―ご講演の中でも「最悪な状態からプラスの出来事に」「マイナスをプラスにする」とよくお話が出ていましたが「nanaple」を立ち上げた後に「マイナスをプラスに変えた」事例などをいくつか教えていただけますか?
国分 英一氏:
マイナスなことは忘れるんであまり覚えてないですが… 
売り上げが悪いときは逆に贅沢して美味しいもの食べに行ったり… 
そして大きなことではお話しました税務署に入られたときですかね (笑)
―「nanaple」を立ち上げられてから退職される社員さんが極めて少ない、ということでしたが社員さんが働きたい、とおもわれるようになにか工夫などされているんでしょうか?
国分 英一氏:
みんなで仕事を楽しみ喜びを共有したいと思っています。
例えば スーパーセールの時はみんなにもお買い物を楽しんでもらいたいんでお買い物手当を支給したり。
ショップオブザイヤーを受賞したら記念に腕時計を上げたり、
売り上げが極端に上がるクリスマス商戦では目標を決めて大入りを支給したり、
業務の中で少しでもやりがいや喜びを感じてもらいたいそれを共有したいと考えています。
―いままでで「最大の失敗」と「それをどう乗り越えたか」を教えてください。
国分 英一氏:
今の所 最大の失敗ってのはないです。
―国分さんの「夢」を教えていただけますか?
国分 英一氏:
正直ここまで大きな組織の会社になることも考えていなかったんですが、
ここまできたら今のスタッフたちともっと腕時計の世界を極めたいと思っています。
今は型番商品ばかりなんで市場の奪い合いなんですが、いずれは新しい市場をつくることができるようなアイデアが出来ればと思っています。
―今回のご講演では様々な「想い」が込められていたと感じましたが、講演をお聴きになった会員様に「実践して欲しいこと」を教えてください。
国分 英一氏:
やはり自分の強みをみつけてそこで1番になることだと思います。
ネット通販の世界はライバル多いので妥協をしてしまうと全く勝てないと思います。
そして当たり前のことを当たり前にする習慣をつくることだと思います。
―当イーコマース事業協会での講演を終えられて国分さんから見た当会の印象や定例会、情報交換会の雰囲気など、ご感想を教えてください。
国分 英一氏:
私も年に何回か参加していますが凄い組織だと思います。
皆さん勤勉で熱い思いを持っている方が多く情報交換会なんかすごく楽しいです!
―当イーコマース事業協会は「売上げ向上・技術向上のための勉強、並びに会員相互の会員交流・情報交換を通じて、電子商取引を含む健全なる情報化を社会に普及させることを目的とする」団体でありますが、ご講演を終了してみてのご感想や、定例会の印象などお聞かせいただけると幸いです。
国分 英一氏:
僕も最初はこのような団体があるのは知らなかったので、店をオープンしたときは凄く孤独でした。
自分がやってることが正しいのか正しくないのか不安で不安で。
もし同じことを思っている人がいれば是非入会して下さい。
エビスに来れば相談に乗ってくれる人も多いと思うんで、僕も最初からエビスを知っていたかったな?と思います。
○講演タイトル
「ななぷれのこれまでの軌跡とこれからの未来創造」

○講師プロフィール
株式会社nanaple 代表取締役CEO 国分 英一 氏

1999年 知人より店を譲り受け 飲食店を経営する
2004年 ネット通販の会社に就職
2007年 サラリーマンをしながら法人(株式会社nanaple)を設立


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